もともと 灘にしかいなかったコモ樽巻き職人でしたが、明治時代に 灘から西条に 職人を喚んできたそうです。現在90歳の藤岡さんは そのその職人を親方として 40歳の時、この職に就いたそうです。すでにこの道50年になりますね。当時の仕事は 現在とは異なり かなりの重労働だったらしく 色々なご苦労があったようです。明治時代から伝わる、色々な酒樽のコモの図柄を見せてもらいながら お話頂きました。現在は 昔ほど 樽酒の需要もなくなり、専業でこの仕事を続けることが難しくなったそうです。かといって 広島の酒蔵の樽を一手に引き受ける藤岡さんは 広島の蔵に迷惑を掛けたくないという気持ちが強い方です。そんな中、若手の後継者が見つかったそうで これからその方の育成に全力を注ぐ強い意志を感じました。広島に コモ巻き職人の火を消さずに 引き継ぎたい。とても90歳とは思えない若々しい顔立ちの方です。私がこの道に入って間もない頃ですから23年前になります。《白鴻》のコモの図柄を新しくする相談にお伺いしてからのお付き合いです。酒樽に良いとされるのは
《吉野杉》、コモを巻くワラに良いとされるのは《兵庫の山田錦》だそうです。
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